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【BPO:発注企業ストーリー】地方創生ユニオン様 ~福祉施設との出会い~







<インタビュー団体情報>

・企業名  and marks株式会社  
・事業内容 広告代理店/SNSマーケティングコンサルサポート事業/EC事業
・サービス 「地方創生ユニオン」 「MASK WEAR TOKYO」  
・取材に答えてくれた方 代表取締役社長 三輪 武寛 様
    

 

その地域への特別な想いをつくる創生ユニオン


 地方創生ユニオンは、オンラインとオフラインの両方を活用して、地域活性化に貢献するために立ち上げました。私たちは、地域に対して「楽しそうだ」と感じる企画を通じて、地域を支援したいと考える人々をつなぎ、さまざまな課題を乗り越えていくことを目指しています。 その地域が好きだから役に立ちたい、育ててもらった恩返しをしたいと思っている人の力が地方の発展に大きな影響を与えると考えています。地域と人をつなぐことで地域の魅力を引き出し、地方をよりおもしろくすることを使命としています。


コロナ過の「繊維大国:福井県」での取り組みが全国に

  地方創生ユニオンの活動は、コロナ禍における福井県の「繊維王国」と称される地域にある浴衣づくりの町工場の支援から始まりました。コロナの影響で祭りの中止が相次ぎ、浴衣の生産が困難になる中、私たちはファッションマスクの製造販売を企画しました。

 

左) 地方創生ユニオン代表 三輪様 / 右) 小杉織物代表 小杉さん

  全国各地の写真家やデザイナーからデザインを募り、町工場に製造を依頼。完成したマスクは通販と首都圏の百貨店で販売され、1ヶ月も経たないうちに売上1,000万円を記録するまでになりました。このプロジェクトにより、町工場への経済的支援だけでなく、売上の一部を医療従事者への寄付としても活用しました。


  この成功をきっかけに、地方自治体や地方新聞社などからの相談が増え、「地方創生ユニオン」として、全国の自治体や地域企業と共に地域活性化の活動をスタートさせました。 地方創生ユニオンは、地域と人をつなぎ、地域をより魅力的にし、持続可能な発展を目指して活動しています。


SDGsや障がい者就労支援への関心や想いについて

  • エシカルブランドの立ち上げと福祉施設との出会い

 廃棄されるお米の多さをご存知でしょうか?

玄米は精米される前の状態で栄養が豊富に含まれているにもかかわらず、実際に出荷されるのはわずか2割から3割程度です。玄米の魅力を広め、環境保全や社会貢献に繋がるエシカルな取り組みとして玄米を食べることの意義に共感し、私たちは行動を起こしました。 全国から無農薬または有機肥料で育てられた玄米を厳選し、その中でも余ってしまったお米を通常の価格で買い取り、さらに、30年以上の経験を持つ玄米焙煎の職人の協力を得て、「GENMAI COFFEE」というエシカルブランドを立ち上げました。

エシカルブランド「GENMAI COFFEE」



梱包や発送はだれにお願いしよう?

どこにお願いしよう?





そう考えたときに、頭に浮かんだのが福祉関連の事業をやっている親戚の言葉でした。「作業所にはいろんな依頼が来るけれど、じつは作業に見合った金額かというとそうとも言えず、継続的な施設の運営をしていくためには見直しも必要だ」福祉関連の作業所にお願いすれば、それだけでいいことをしている、役に立てているかのように思いがちです。そうではなく、施設運営や自立支援にきちんとつながる梱包と発送をお願いしたいと思いました。


できるかぎり環境に配慮した素材を使うのはもちろんのこと、からだに不自由がある方でも梱包が簡単にできるように。箱はだれもが扱いやすいようにある程度強度を持たせ、瓶の形にくりぬかれているクッション材をあらかじめ入れておきました。実際に仕事が始まると、迅速丁寧に業務をこなしていただき感動しました。 この経験を通じて、福祉施設やそこで働く障害を持った方々が信頼できるビジネスパートナーであることを確信しました。


エクステンシブル社を通した障害福祉施設への発注体験について

今回はPC作業をお願いしましたが、期待以上の迅速かつ丁寧な対応に感動しました。依頼内容がやや複雑であるにもかかわらず、作業の品質を保ちながら、細部にまで気を配ってくれる姿勢に大変満足しました。これまで以上に福祉施設との協力関係を深めていきたいと強く感じました。また、今後も様々な業務を依頼し、お互いに信頼し合えるパートナーシップを築いていきたいと考えています。


福祉施設作業風景

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