最近、「メタバース」という言葉をたくさんのメディアで見聞きするようになりましたが、皆さんはどれくらい知っていますか?
facebookをはじめとする大手企業がこの事業に参入しているところを見ると、今後成長する市場として注目を集めていることがわかります。
また、総務省の「情報通信白書令和4年版」によると、メタバース市場は2030年には78兆8,705億円まで成長すると予想されています。
コロナ禍で人の移動や直接会うことが制限され、メタバースの世界は大きく進化しました。
私たちの生活にとても身近なものになり、ビジネスでもオンラインでのコミュニケーションが当たり前に選択肢として浮かぶようになった方も多いのではないでしょうか。
この記事では、メタバースを活用すると私たちの働き方にどのような変化があるのかをお話します。
メタバースとは
メタバースは、「インターネット上に作られた仮想空間」のことを指します。
この空間では、参加者はアバターと呼ばれる自分の分身を操作して空間内を移動したり、他の参加者と交流することができます。
さらに、メタバース内ではデジタル通貨を使って経済活動を行うこともできます。
また、VR(バーチャルリアリティ)を使えば、より没入感の強い体験をすることも可能です。
将来的にはこの技術を使って、地方に住んでいる人が自宅にいながら渋谷の街で買い物をする、ということもできてしまうかもしれません。
インターネットに接続できれば、交流や体験に留まらず、経済活動までできてしまう。
メタバースは計り知れない可能性を秘めた技術なのです。
VRを使ったバーチャルオフィスがまだ少ない理由
前の章で少し触れたVR(バーチャルリアリティ)。
しかし、バーチャルオフィスの分野においてはまだVRの技術を使ったものの数は多くありません。
その理由は、VRが視覚や聴覚を利用した”体験”を重視したものだからです。
メタバースの世界でこの感覚を使えるようにするには、専用のヘッドセットとゴーグルが必要になります。
交流やショッピングならいいのですが、仕事で使う場合、会議の度にゴーグルとヘッドセットを装着する必要があります。
想像しただけで少し面倒ですし、リモートワークで使う場合、PCだけでなくゴーグルとヘッドセットも持ち歩かなければなりません。
また、VRの特徴のひとつでもあるアバター同士のコミュニケーションも、ビジネスではまだ生かしきれないのが現状です。
誰かと話をする時、私たちは相手の言葉だけでなく、表情や態度から様々な情報を読み取っています。VRでリアルな表情を再現できたとしても、ビジネスで重要な一瞬の細かな表情の変化をアバターから読み取ることが今の段階では難しいからです。
このことから、仕事でVRを使うのは現実的ではないため、製品の数も少ないのです。
ビジネスに適しているのは2Dバーチャルオフィス
どこにいてもアクセスでき、同僚と同じ空間を共有できるOasisは、メタバースの一つだと言えるでしょう。
ゴーグルもヘッドセットも必要なく、PC一つ持っていればその場で出社して、業務を行うことができます。
”現実世界にいるかのような行動ができる”メタバースを、ビジネスで視点で使いやすくしたのが、Oasisです。
今後、メタバースはより身近な空間へと発展し、私たちの生活になくてはならないものになっていくことが予想されます。
一方で、メタバースを活用するための社会の仕組み作りはこれからです。
ビジネスで活用する場合も工夫が必要で、まだしばらくは、VRよりも2Dバーチャルオフィスが適しているように思います。
ぜひ、2DプラットフォームOasisを体験してください。
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